入院保険と生命保険の違い

入院保険と生命保険の違いを聞かれても答えられない人の方が多いのではないでしょうか。どちらの保険も万が一の場合に備えるという意味では同じですが、保障の内容や保障の種類については大きく異なります。

まず、生命保険についてですが、こちらは死亡した時の保障が主になります。
ですから、保障の対象は人自身となり、保険金の使い道についても、残された家族や配偶者の生活を救済するのが目的です。

対して、入院保険は、病気や怪我で入院した費用を保障するのが主になります。
保険金も入院した本人に支払われ、予定外の出費によって本人の日常生活が圧迫されないようにするのが目的です。

どちらの保険と契約するのが良いかはケースバイケースなので人それぞれですが、それぞれに長所短所が存在しますので、把握しておく事が大事です。

例えば、生命保険のみで入院特約やがん特約に加入していなかった場合、長期入院から退院した際の保険料はほとんど支払われません。

また、入院保険に関しても、死亡時特約が盛り込まれていないと、死亡時保険金が少額しか支払われませんので、家族や配偶者がいる場合には、若干不安を残してしまいます。

また、特約と保険の主契約のみでは、保障内容に違いが出てきます。

もし、契約時にちょっとした勘違いや手違いがあると、保険に過不足を生じさせてしまって、損をしてしまうばかりではなく、万が一の場合にピンチに立たされてしまいます。

ですので、契約時にはそれぞれの保険や特約の特徴を理解しておくことが大切です。

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