どんな入院保険にも限度日数が設けられており、限度日数が低ければ低いほど、保険料も安くなりますので、入院に必要な日数を病気ごとに把握しておく事はとても大事です。そこで、入院が必要とされる病気と入院日数について説明します。
まず、生活習慣病の代名詞である糖尿病ですが、平均入院日数は34日程度となっています。
年齢別の内訳として、入院の長引きやすい65歳以上は約40日、対して65歳以下は30日以下です。
次に多い心疾患の場合、平均入院日数は25日程度です。入院の長引きやすい65歳以上でも30日程度、65歳以下ならば20日以内に収まります。
年配の方だと治りにくいと言われている高血圧性疾患の場合、65歳以上の方だと入院日数は50日程度にまで及びます。対して65歳以下ならば15日程度の入院日数となります。
最も入院日数が長引く脳血管疾患だと平均入院日数はおよそ100日に及びます。比較的早く退院できる65歳以下でも入院日数は60日程度です。対して65歳以上だと、平均を上回る120日あまりの入院日数を必要とします。
気になるガンでの入院日数ですが、胃がん・大腸がんの平均入院日数は30日前後となっています。年齢に関らず入院日数は30日程度ですので、がん特約がない場合でも入院保険だけで対応が可能です。
主だった病気での入院日数は以上になります。
どんな病気でも30日前後の入院日数は必要としますので、特に生活習慣病に不安のある人は、入院保険に加入しておくと安心です。